■『チャンスを逃さないためにも高速カードが欠かせません』
どのような状況でも安定した性能を発揮してくれる信頼性が一番です。選ぶときはただ値段が安いからではなく、自分の大切なデータを安心して預けられるかどうかを基準にしています。
最近はスピードを強く意識するようになりました。カメラが高画素化したこともあり、スピードの遅いカードであれば書き込みに時間がかかってしまい、シャッターチャンスを逃すことに繋がりかねないからです。特に空撮では一回一回が真剣勝負。実際、スピードの遅いカードを使ったことでチャンスを逃すという苦い経験をしたこともあります。
もう一つはバックアップの問題です。撮影後にバックアップを取ってすぐ次の撮影へというケースもあるため、そこでの転送時間は、効率的に仕事をする上でとても重要です。だから私は、超高速で信頼できるサンディスクのエクストリーム プロを使っています。
吉永陽一(よしなが・よういち)
1977年東京都生まれ。大阪芸術大学写真学科卒業。約10年前より「空鉄(そらてつ)」に挑戦し、注目を集める。現在は旅や鉄道等の紀行取材も行い、陸空で活躍中。近著に『空鉄の世界』(小社刊)がある。
「フォトコン 2018年8月号」より転載