スマートフォンのバックアップは重要だと分かっているけど、なかなか実践できていない人は多いのでは? そんな人にオススメしたいのが、サンディスクの「iXpand ワイヤレスチャージャー」だ。スマホを置くだけで充電とバックアップを同時に行える便利な一品を見ていこう。
スマートフォンを使っていて、多くの人が大事に感じているのが、写真やビデオといった思い出や、連絡先といった個人情報だ。これらのデータをスマートフォンの破損や紛失から守るには、データを別の機器へ小まめに保存する“バックアップ”が必要だ。ただ、バックアップには手間がかかるので、実施していないという人も多いだろう。
そこでオススメの機器が、サンディスクの「iXpand ワイヤレスチャージャー」だ。これさえあれば、毎日のスマートフォンの充電と、毎日のバックアップを自動的に行える。スマートフォン初心者から上級者まで便利なアイテムだ。
サンディスクが実施した調査でも、多くの人は写真やビデオ、連絡先のデータを重要だと感じながらも、バックアップを取るのが面倒、または難しいと感じている人が大半だった。そういう人こそ、このiXpand ワイヤレスチャージャーはぴったりのアイテムといえる。
※グラフはサンディスクが実施した「スマートフォンに関するアンケート(インターネットリサーチ、サンプル数2000)」より
■スマートフォンを充電台に置くだけ、充電もバックアップも全自動
iXpand ワイヤレスチャージャーは、10Wの急速ワイヤレス充電に加えて、バックアップ用に大容量のストレージを内蔵しており、複数のスマホもバックアップできる。
主な対応機種は、iPhone XS、X、8シリーズ、AndroidではGalaxy S10シリーズなど、ワイヤレス充電の「Qi」に対応したスマートフォンだ。
実際の利用方法は、本体をコンセントにつないだ後、クイックスタートガイドやiXpand ワイヤレスチャージャー背面のQRコードを読み込んで、アプリをインストールすればほぼ終わったといっていい。後は、アプリの案内に沿ってBluetoothでペアリングした後、データを転送するためのWi-Fi接続を設定すれば完了だ。
最初のバックアップは、スマートフォンに保存されている大量のデータを丸ごとバックアップするのでやや時間がかかる。とはいえ、就寝時にスマートフォンをiXpand ワイヤレスチャージャーの上に置いておけば、寝ている間にデータがバックアップされるので、ストレスを感じることはない。一度完全なバックアップをしてしまえば、次からは追加したデータだけが転送されるので、素早くバックアップが完了する。
バックアップできるデータは写真、ビデオ、連絡先だ。標準設定では全てのデータが自動的にiXpand ワイヤレスチャージャーへバックアップされるようになっている。アプリでは、iXpand ワイヤレスチャージャー内にバックアップされたデータの閲覧や管理が可能だ。
アプリでは、スマートフォンの空き容量と、iXpand ワイヤレスチャージャーの空き容量、充電状態、バックアップ状態などを確認できる(写真=左)。写真や連絡先のアイコンをタップすると、iXpand ワイヤレスチャージャー内にバックアップされたデータを閲覧できる(写真=右)
スマートフォンのストレージ容量が足りなくなった場合は、iXpand ワイヤレスチャージャーのアプリで、スマートフォン上にあるバックアップ済みのデータを削除して空き容量を増やすことも可能だ。もちろん、スマートフォン上から削除してもアプリ上からiXpand ワイヤレスチャージャー内に保存したデータを閲覧できるし、スマートフォンに戻すこともできる。長時間のビデオを撮って、ストレージ容量が少なくなったときなどに便利だ。
アプリでは、スマートフォンの空き容量と、iXpand ワイヤレスチャージャーの空き容量、充電状態、バックアップ状態などを確認できる(写真=左)。写真や連絡先のアイコンをタップすると、iXpand ワイヤレスチャージャー内にバックアップされたデータを閲覧できる(写真=右)
iXpand ワイヤレスチャージャーでは、複数のスマートフォンのバックアップを取ることも可能だ。PrivateAccessアカウントを作成すれば、端末ごとのデータは暗号化されるので、他人のデータを見ることはできない。
複数のスマートフォンのバックアップにも対応。PrivateAccessアカウントを作成することで、それぞれのスマートフォンのデータは暗号化され、パスワードでも保護できる(写真=左)。新しいスマートフォンなどへデータを移行する場合は、メールアドレスとパスワードを入力して、バックアップしたデータへアクセスする(写真=右)
PCからiXpand ワイヤレスチャージャー内のデータを読み込むことも可能だ。接続方法はMicro USBケーブルでつなぐだけだ。スマートフォンを紛失した場合などに使うといいだろう。
PrivateAccessアカウントで保護されているデータは、サンディスクのサポートページで配布されているWindowsまたはMac用の「PrivateAccessアプリケーション」をインストールして、アカウントとパスワードを入力すると読み込めるようになる。
■iXpand ワイヤレスチャージャーはこんな使い方がオススメ
iXpand ワイヤレスチャージャーは、どんなシーンで役に立つのか。ここからは、オススメの利用方法を紹介していこう。
・家族のスマホのデータをバックアップ
iXpand ワイヤレスチャージャーは、家族のスマートフォンのデータをまとめてバックアップする用途にも向いている。家族のスマートフォンごとにアカウントを作成して、パスワードと暗号化で保護できるので、他の家族に自分のデータが見られることもなく安心だ。家族1人あたりのスマートフォンのデータが64GBなら、4人分のデータをバックアップできる。
例えば、リビングにiXpand ワイヤレスチャージャーを置いておけば、家族のワイヤレス充電器として便利に使えるのはもちろん、家族全員がバックアップの手法に悩むことなく小まめにデータを保存できるので安心だ。
・自宅にWi-Fi環境がなくても、快適バックアップ
1人暮らしなどで、自宅に固定回線のネットやWi-Fi環境を用意していない人にも、iXpand ワイヤレスチャージャーは便利だ。スマートフォンとiXpand ワイヤレスチャージャーは直接Wi-Fiで接続することもできるので、自宅にルーターがなくても使える。また、スマートフォンのデータはWi-Fi経由でバックアップされるので、バックアップを取る際にモバイルデータ通信の容量を消費することもない。
バックアップはiCloudやGoogleドライブなどのクラウドサービスで取る方法もあるが、Wi-Fi環境で行うことが推奨される。また、バックアップするデータの容量によっては有料プランを選ばなければならない場合がある。それだけに、一度チャージャーを購入すれば誰でもバックアップできるので、幅広いユーザーにオススメできる。
・新しいスマートフォンに、以前のデータを移したくない
新しく買い替えたスマートフォンは、心機一転キレイな状態で使いたい。でも、以前の写真やビデオはどこかに残しておきたい。そんな場合もiXpand ワイヤレスチャージャーは便利だ。
旧機種のバックアップデータが必要になった場合、新しいスマートフォンに旧機種のバックアップの復元が可能だ。
特にiPhoneは、大容量ストレージを搭載したモデルはかなり高額になるので、iXpand ワイヤレスチャージャーを買ってストレージ容量をうまく節約するといいだろう。新しいiPhoneを買う前に購入して、先にデータのバックアップを取っておこう。
■iXpand ワイヤレスチャージャーで、毎日の充電とバックアップを楽に!
iXpand ワイヤレスチャージャーは、毎日のスマホの充電とバックアップを同時にできる。スマートなデータ管理を求める人から、ものぐさな人まで満足できる。「バックアップは必要だけど難しくて面倒そう……」というイメージを覆す画期的な製品だ。
また、スマートフォンのバックアップを取るだけでなく、iPhoneやAndroidスマートフォンの容量不足に困ったときのデータの保存場所としても活用できるのも便利だ。1人はもちろん、家族など複数台のスマートフォンのバックアップに使いやすいのも、これまでのバックアップ機器にあまりなかった特徴だ。
「最新スマートフォンで高速なワイヤレス充電を利用したい!」さらに「自分や家族のiPhoneなどのバックアップ問題やストレージ容量不足も解決したい!」「スマホに詳しくない家族に最適なバックアップ手段を用意したい!」――そんないくつもの悩みをまとめてスマートに解決したい人にこそ、iXpand ワイヤレスチャージャーの導入を検討してほしい。
ITmediaより転載