プロセスエンジニア(量産化開発)
PROCESS ENGINEER (MASS PRODUCTION)
フラッシュメモリーの量産段階における製品トラブルの解決や装置能力向上のための対策導入、さらにはコスト削減に取り組む。製品のバラつきを調査し、バラつきを抑えるように工夫し、欠陥品を減らすことで生産工率の向上を実現していく。

地元で働けること、また採用説明会で感じた「自由な雰囲気」や「視野の広い技術者が多く在籍している」ことに魅力を感じてサンディスクへの入社を決意。大学院時代は電気電子工学を専攻し、半導体に関連する研究を行っていたこともあり、入社後、卒業した大学に招かれ、特別講義の講師として教壇に立った経験もあり。
職務内容
◼︎職務内容
成膜プロセスにおいて、
コスト削減に向けた条件開発に従事
プラズマを励起させて化学気相成膜(CVD)を行う装置を用いて成膜するプロセスが複数あります。その中の1つの成膜条件の開発や改善に取り組んでいます。特に注力しているのが高価なクリーニングガスの消費量削減です。成膜プロセスでは不要な膜が発生し、製品に悪影響を及ぼします。その不要な膜を除去するため膜に適したクリーニングガスが用いられます。コスト削減を目指し、クリーニング頻度を減らすためにガス使用量を抑える条件開発を進めています。
魅力を教えて!
◼︎魅力を教えて!
プロセスエンジニアリングを究め、
エキスパートとして成長できる
実際に量産装置を使った実験から得られたデータを基に改善策を検討し、それを社内へ提案していく過程そのものに面白さを感じています。現在進めているクリーニングガス削減施策でも、現場導入に向けた具体的な動きが進行中です。改善策が現場に導入されれば、1つの製品あたり数円のコスト削減が見込まれます。一見小さな数字に思えますが、大量生産の現場においては大きなインパクトとなります。この成果を必ず実現したいという思いと同時に、自身の知識不足を感じる瞬間もまだまだあります。そのため、研修やチーム内の勉強会などを通じて学びを積み重ね、さらに専門性を深めたいと考えています。プロセスエンジニアとしてエキスパートのキャリアも歩めるため、この道を極めていきたいです。