■大自然の中で野生動物を追い続ける写真家が全幅の信頼を寄せる記録メディアの条件とは?
サンディスク
エクストリーム・チーム
写真家 前川 貴行氏
翼を広げ、大空を悠々と飛翔する白頭鷲。ネイチャーフォトグラファーの前川貴行氏が、アメリカで撮影した一枚である。大自然に生きる野生動物を追い続ける前川氏だが、野生の鳥は最も撮影が難しい被写体の1つだという。
「特に白頭鷲は、色のコントラストが美しく、凛とした佇まいや飛翔中の力強さも絵になる、フォトジェニックな鳥だと思います。ただ警戒心がとても強いため、撮影は困難。営巣から巣立ちまで3カ月かけて狙っても、納得できる写真はわずか数カットということもあります」
真冬のアラスカなど過酷な環境下での撮影も多く、機材やストレージ選びには慎重を期す。データを記録するメモリカードにはサンディスクの「CFast2.0」、そして「エクストリーム プロ SDXC UHS-Ⅱ」を使うことが多い前川氏。理由は「書き込みのスピード、安定性を含めた信頼度の高さ」だという。“この瞬間”を予測するのが難しい野生動物の撮影を成功させるには、信頼できるツールとの出会いが欠かせないのだ。
「白頭鷲の飛翔シーンを狙う時も、シャッターが途切れずに連写できるなど、サンディスクなら安心してまかせられる状況が多いんです。あと、大事なのはカードの容量。ぼくは4K映像を撮ることも多いし、128GB以上の大容量のものを使うようにしています」
信頼できるツールとともに、野生動物を切り取る旅はこれからも続く。
「ナショナルジオグラフィック 2018年1月号」より転載