■『“いつものカード”がどこにいても手に入るのがうれしいですね』
カード選びでまずチェックするのが耐久性です。冬の北海道では、気温がマイナス30度になることもあります。そのような過酷な状況下でも安心して使える性能は必要不可欠です。実際、サンディスクのカードを使っていてこれまでにトラブルは一度もありません。
また、一回の撮影で約2千カット撮ることもあるので容量も大切です。状況に応じて32GB~64GBのカードを使い分けています。スピードも重視します。連写はほとんど使いませんが、撮影後にパソコンへ転送をする際、カードのスピードが遅いとデータをコピーするまでに時間がかかり、ストレスになってしまうからです。
取材先でどうしてもカードが追加で必要になったときも、サンディスクのカードであれば多くの量販店で販売されています。“いつものカード”がどこにいても手に入るのもうれしいポイントです。
中西敏貴(なかにし・としき)
1971年、大阪生まれ。独学で写真を学ぶ。1990年頃より北海道へ通い続け、2012年には北海道美瑛町へ移住。主な作品に「光の彩」「ORDINARY」「Design」がある。
「フォトコン 2018年2月号」より転載