■『大切な写真を預けるメモリーカードに信頼性は欠かせません』
メモリーカードを選ぶときに最も重視するのが信頼性です。私の場合、長期に撮影に出かけても、撮影するのは数カットのみ。その大切な数カットを預けるメモリーカードに信頼性は欠かせません。
今は、自分に合ったカメラを多くの中から選べる時代です。一方で、いくらカメラが新しくても、メモリーカードが古ければ、能力を最大限に引き出すことはできません。メイン機のOM-DE-M1 MarkⅡが、より高速なUHS-Ⅱクラスに対応したこともあり、最近はサンディスクエクストリーム プロ SD UHS-Ⅱカードの出番が多くなっています。
また、あまり枚数は撮らないとはいえ、撮影機材は少なくしたい、メモリーカードを交換することによるトラブルを避けたい、気持ちに余裕を持って撮影に臨みたいという思いから、なるべく大容量のカードを使うようにしています。
広田 泉(ひろた・いずみ)
1969年、東京生まれ。スピード感あふれる乗り物に、幼いころから興味をいだき、父・尚敬の手ほどきをうけて鉄道写真を撮りはじめる。2002年よりフリーランスの写真家として活動。独特の感性と色彩感覚で注目されている。
「フォトコン9月号」より転載